フランス革命に関係したスポーツ

フランス革命に関係したスポーツはあるのでしょうか。

フランス革命というと1789年に起こった市民革命の1つですが、このフランス革命においてはある1つのスポーツが非常に重要な役割を果たしています。

それは一体なんなのでしょうか。

ここではフランス革命におけるスポーツについて解説します。

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ベルサイユ宮殿の球戯場

財政的に破綻していたフランス王室は、特権階級である貴族からも税金を取ろうと考えました。

そのため、ここであったルイ16世は1614年以来の三部会の招集を決めたのです。

しかし、この三部会では第3身分である議員たちが満足せず、彼らはベルサイユ宮殿の球戯場で国民議会というものを成立させました。

憲法が制定されるまでは決して解散しないということを誓い、これは球戯場の誓いと呼ばれます。

また、英語でTennis Court Oathということから、テニスコートの誓いと呼ばれることもあります。

ジュ・ド・ポーム

このテニスというのは、今のテニスの原型となったものです。

ジュ・ド・ポームといい、ラケット状の道具を用いてボールを打ち合うというもので、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパで親しまれました。

特に絶対王政の時代に全盛期を迎えたと考えられており、貴族や平民から愛されたスポーツです。

1908年のロンドンオリンピックでは公式競技として扱われ、今でもフランス、オーストラリア、アメリカで愛されているスポーツです。

つまり、フランス革命におけるテニスコートというのはジュ今のテニスコートではなく、このジュ・ド・ポールのコートなのです。

球戯場について

この球戯場であるテニスコートは、現在はベルサイユ宮殿の中の国立博物館となっており、入場は無料です。

これ自体は1686年、ルイ14世の命令で王族が使うために建てられたものです。ルイ14世の後は王族が利用していました。

しかし、先ほども述べた通り1789年5月5日の三部会を受け、6月20日、ジョゼフ・ギヨタンの提案によって第3身分の議員と、それに同意した第1身分、第2身分の銀河議論をするためにこのテニスコートに集まったのです。

まとめ

いかがでしょうか。

テニスが直接革命に関わったわけではありませんが、このテニスコートで議論がなされたことにより、フランス革命というものが進んでいくのです。

ですから、フランス革命に関わったスポーツとしてはテニスが最も重要なスポーツと言えるでしょう。

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